8.00 ★★
お疲れさまでした。

ありがとうございます。
BOFの膨大な作品数の中、すべての作品にインプレしていただける方々には本当に頭が下がる思いです。

説明とともにプレーをしながら、個人独特だという感じをずっと受けました。
和音を越えて、やや前衛音楽の感じも受けたが、オクターブを7等分した時点から、平凡なハーモニーを期待することが馬鹿なことでしょう。
そのユニークさ以外には、もっと曲をプレイさせ続ける動力はあまりなかった気がします。 実験的な作品ですからね。
制作お疲れ様です。

ありがとうございます。
自分でも慣れない特殊な音律での作曲だったので、新鮮な気持ちで制作しました。ただ、この前衛的な音律の中で、何をすれば曲が良くなるのかという判断が非常に難しかったというのは事実としてあります。それも含めて楽しかったのですがね。
前衛性とゲームとしての楽しさ、うまく両立できるよう今後も精進しようと思います。

微分音と変拍子から生まれる独特の個性が作品全体から感じられて、とても好きです！

ノイジーなBGAや使われているシンセのレトロ調な音色のせいか、曲調もさしてVaperwaveというわけじゃないのにもかかわらず、
強いVaperっぽさを感じました。80年代後半から90年代前半のドキュメンタリーで流れてもぴったりはまっている曲だと思います。

ただちょっと中盤（1:20〜1:45）で音量が小さくなっているように聴こえたのが気になりました。

譜面はドラムの打鍵感がとても強くて特にGOODでした。個人的には5KEY譜面があったのが嬉しかったですね！（5Keys Normal、僕も大好きです！）

昔のNHKドキュメンタリー音楽は独特な世界観がありますね。もしかしたらああいう音楽が潜在的に好きだったかもしれません。
音量に関しては詰めが甘かった部分があると思います。音数が少ない部分でもスカスカにならないような工夫もしていきたいところです。
ドラムに関しては埋もれるくらいなら思い切り前に出すことを意識しました。5鍵盤時代の本家のように、キー音を強調した感じを出したかったのです。
昨今の動向に合わせてというのと単に自分が遊びたいというのとで7Keys譜面は沢山作りましたが、それでも未だにこの曲には5Keysの方がしっくりくる気がしています。

独創的な曲です。
7平均律とIDM作法、ドラムビート、特異な拍子がシナジーを起こしました。

フルートも素晴らしい選択だったと思います。


ただ結尾は無理やり調性に戻ろうとしているようで、少し残念でした。

インプレありがとうございます。
普段から私は面白い音の組み合わせを探しながら曲を作っているので、『シナジーを起こした』と言っていただけることは大変ありがたいです。私の制作過程は気まぐれなので……。
全体的に難解な楽曲なので、結尾には少し印象的なフレーズを組み込もうと考えていましたが、この場合にはかえって裏目に出たかもしれません。あの部分では、決まりかけた調性感覚を突き崩すフィルをいれるのも一つの選択でしたね。

独特すぎる変拍子とフリーダムすぎるリズム隊及びメロディは
本家の「100% minimoo-G」を彷彿とさせますが、
それを理解するまでには至りませんでした…。
制作お疲れ様でした。

インプレありがとうございます。
序盤の譜面はまさに"その譜面"のオマージュのつもりでした。あのドラム譜面をBMSでも遊びたい一心でしたね。
もともとキャッチーな音楽というものが苦手で、そういったものへのアンチテーゼも兼ねて制作したBMSですので、非常に作者目線な言い方をすれば『誰にでも受け入れられるものではない』ということになります。一方、やはり変拍子や特殊音律の魅力をお伝えするには技量が及ばなかったこともまたあり、今後の精進が必要だなあと思うこともあります。
結局のところアートとは元来きわめて自分勝手なものだと考えてはいますが、それでもアートが多くの人に受容されることは（善悪はともあれ）楽しいことです。だからこそ、アンチテーゼに囚われるあまり音楽を難しくすることばかりを考える事態に陥らないよう、気を引き締めていきたいところです。

７平均律なので和音が取り辛くたいへんだったのではと推測します。
あまり連弾はしないで、ヒーリング音楽のようにして時々音がなる曲がいいのかなと思ったりはします。
[7H]譜面は面白く速度感がそこそこありました。
しかしメロディが一本道（サビメロがよく出てくる）なので、途中でちょっとだけ飽きました。
BGAでは７を白字で主張されてましたが、機械的なＣＧオブジェで書かれた方が調和してよかったかもしれません。

インプレありがとうございます。
和音構成は悩みましたね。十二平均律の感覚で組むと不協和になるので難しく、バロック音楽的な対位法風（あくまで真似っこです）のアプローチを試みました。
メロディの繰り返しが多かった点は確かに反省点です（3回出てくるんですよね）。もっと非楽音を強調したアンビエント寄りの部分も付けた方が変化が出たかもしれません。
BGAは何も考えず作ったので手癖ですが、今後は直線的・抽象的なイメージも取り入れられるようになりたいところです。
貴重なご意見をいただいた感謝を心にとめつつ、今後の制作に生かそうという所存です。

ヤバい！！！！！！！！！！！！！！！！！

！！！！！！！！！！！！！！！！！

・Music(400点)
めちゃくちゃ変拍子ながら規則性が感じられるリズムで
意外にまとまりのあるメロディでキャッチーだったので良かったです！
音階が特殊みたいで前知識なしで聞いても独特で幻想的な雰囲気が溢れていました！

・Art(300点)
昔の作品にありそうなBGAのような気がして懐かしかったです！
他とは頭一つ抜けた個性があってとても印象に残りやすい作品でした！

・Obj(300点)
[A]音階に忠実な譜面で演奏感が抜群で楽しかった！
かなり物量ながら納得のいく綺麗な配置で面白かった！

BOFXV、制作お疲れさまでした！

インプレありがとうございます。

常に16分音符が鳴り続けるような、いわゆる無窮動の楽曲が割と好きで、それと変拍子とを組み合わせて音ゲーにうまく落とし込めたならば制作した甲斐があったと思います。音階についてはいわゆる微分音を使用しておりまして、ガラリと雰囲気を変えられるのでもっと流行ってほしいなどと思うところです。
BGAについて、一度MVらしいMVを作ってみたい一心に、普段からデジカメ片手に動画を撮って回っていた成果ですね。曲がサイケデリックなのでそれに合わせてシュルレアリスム的表現に挑戦してみました。当方美術技法には詳しくないので何ができたかは自分にもよくわかりませんが……。
ANOTHER譜面は、音ゲーの譜面を作ってみたそうにしていた中伝の友人に投げましたが、ご満足いただけたのなら我々ともども幸いでございます。

無名の三流作者ではありますが、こうして頂いたインプレを制作の糧にし、今後も精進を重ねようと思います。ありがとうございました。

【私的ランキング】
6/339位

【曲】
複雑なブレイクビーツに1990年代初期のゲームよろしくの音作り、退廃的な雰囲気のメロ、完全に最近の自分の好み一直線ですわ。
同じくDTMに触れているくせに音楽用語はまるでわからんちんの受け付けない体なので、7平均律というのが具体的にどういうことを指すのかはよくわからなかったのですが、なんかすごい複雑なリズムを取っているということはわかりました。良い試みですよそういうの。

【譜面（腕前は通常9段）】
（☆11 ノーマル）
曲自体が複雑なリズムなんで、それを譜面にするリズム取るだけでも中々手ごたえのある難易度になる。
加えてLN複合、これは印象に残る譜面ですねぇ。
序盤キックの配置が1・7レーンで入れ替わることだけ気に食わなかったのですが、まぁこれは個人の好みの範疇の問題。

【BGA】
最近BMS制作デビューした人にしては珍しく連番BMP形式を採用していて、古物愛好家としては非常にホッコリいたします。レイヤーも上手く使い分けれてて非常に好印象。
欲を言えば下地は16色、レイヤーは2色に減色してほしかった…！雰囲気も出るし、何より容量が1/10ぐらい軽くなるんでオススメです。

【備考】
我々（ドグラ・マグラ）以外にもBOFというフィールドで前衛的な作品に挑戦している人を見つけることができて、非常に喜ばしく思います。主に10年ほど前と比べると、現代の音ゲー向けに大衆的な雰囲気作り且つメロディの音数が多い作品が蔓延する中、今の世間的に極少数の人しか得しないであろう前衛的な作品を作る人は本当に貴重な存在となっています（昔からそういうの作ってきた人もプライベートとか体力の問題でそう長くは続けられないだろうし）。そんな貴重な存在を見つけると、あぁBMSもまだ観測し続ける価値のあるものだな、捨てたものじゃないなと再確認できるものです。
今後RykSebさんがどういう作風で活動を続けるかは本人のみぞ知る話ですが、どうかこの誰もやったことがないであろうことに挑戦する姿勢を大切にしつつ、活動を続けてほしいと願うばかりです。

ご丁寧なインプレ、並びに多大なるご評価ありがとうございます。

やっぱり変拍子と複雑なリズムの方がフィルが組みやすいように感じます。サウンドデザインについてはまったく分からないのですが、ひと昔前の音空間のほうが埋まりすぎていなくて好みですね。７平均律を使うことで一般的な鍵盤には存在しない音程を出すことができます。逆に言えば普通の鍵盤で出せる音程は出せません。大変でした。

☆11譜面は特にユニークな譜面にすることを目標として制作した譜面です。7鍵キックに関しては悩みましたが、割と音数の少ない部分でもあったので繰り返しを避けるため結局存置することにしました。

連番BMPによるBGAは、容量、鮮烈な画質、タイミングの正確さ、制作の容易さなどから採用した次第です。制約は多くても、いまだ不思議な魅力を持つ形式だと思いますね。BMPを減色する発想には及ばなかったので、今後の参考といたします。

吹っ飛んだ作品も遊べるし作れるというのは、同人文化としてのBMSの一つの輝かしい特性だと考えています。その吹っ飛び列伝に名を連ねるには至らない部分も多い拙作ではありますが、こうしてご応援いただいたことへの感謝の念を心に留めつつ、今後も精進してゆきたいと思います。