初めまして、海秋(うみあい)と申します。

この作品はショートストーリーと勝手に名づけたジャンルで登録しています。

まぁ意味はそのまんまですｗ


昔からゲームの音楽を少しずつ切り取って(例えばプロローグ→町→フィールド→戦闘といった感じの一連の流れ）それを１つの音楽にしたゲーム音楽が好きでした。
プレイしているときの感情の起伏があるからです、それはゲーム音楽の１つの良さだと思っています。

なので主人公の気持ちになって聞いて頂ければ嬉しいですｗ


また、動画を見て初めて完成される作品でもあります。
是非動画の方にも目を向けてあげてください！

動画を見た後に下記記載のシナリオを読むと更に世界観に浸れるかと思います。

尚、良くわからない部分は視聴者にお任せするスタイルなので良くわからない部分があるのは仕様ですｗ


音楽、動画、譜面共に本当に全力で作成しました。
譜面レベルも4/8/11と幅広い層に対応し、ミラー含めテストプレイを重ねているので楽しめるかと思います！

是非遊んでください！


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ある世界の空には美しい星の海が広がっていた。
星の海は世界を覆い、いつの時代も幻想的な空を映し人々を魅了し続けた。
人々はその幻想的な空に時に祈り、時に願い事を託すのだった。

ある日天界の星の海で大津波が起き大規模な災害となった。
天使「フロラ」は災害地で唯一生き延びた生還者だった。

全てを失ったフロラは残骸となった雲の上で途方に暮れながら下界を見下ろしていた。


災害の事は当然下界の民に伝わる事は無く、
下界の人々はいつものように空に見える星の海に祈りを捧げ願い事を託し続けた。


『・・・気に食わない』


『祈るな・・・願うな・・・！この海はボクの大切な人を、物を、全部奪ったんだぞ！！」


『こんな、こんな星の海さえ無ければ・・・！』


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「見て、星の海が・・・」

その日の星の海は、まるで流星群のようにキラキラと流れていました。
お父さんもお母さんも、こんな星の海は見たことが無いと言っていました。

私たちが美しい流星群の海に見とれていると、アルシェが丘の上で見ようと誘ってきました。
丘の上にはたくさんの人が集まっていて、皆その星の海を見上げながらお願い事をしていました。

「アルシェはもう願い事はした？」

「えへへ、呼びに行く前にしちゃったんだ」

「何をお願いしたのかなぁー」

「えっとねぇ、お母さんの病気が治りますようにって」

「そっか・・・。アルシェは優しいね。私も同じことを願おうかな」

・・・みんなの願いが叶いますように。
星の海は、今日もこの世界を希望の光で照らしてくれている。


・・・


空から巨大な星の滝が降り注いだのは、それから数日後の事だった。

真下にあった町は水没し、星の海は瞬く間に広がり陸地を浸食していった。


私は、何もかもを失った。