色々と衝撃展開が連続だったと思います。

特に間奏というか、あのパートをああいう形の譜面にするとは……と言う個所でも。
（譜面的な意味と演出的な意味、両方を含んでの衝撃でした）

まさかの仏教モチーフでここまでの物を作り上げるとは、恐れ入りました。
（仏教でメタルチックな……と言う個所も驚きでしたが）

ムービー、曲、譜面と……隙のない仕上がりだったのではないでしょうか。ある意味でもお手上げでした。

PMS譜面も比較的にノーマルでも叩きやすく仕上がっているのではないでしょうか。なかなか楽しめる譜面だった、と。

BMS譜面のノーマルは速度的にも８に片足突っ込むのか……と思いつつも、イージー譜面が用意されている点は評価されてもよいかと思います。


それを踏まえて、このスコアでお願いします。

制作お疲れさまでした。

thank you for your hard work~

A refreshing work, thank you for your hard work.
[Music]
Emotions:10/10
Sound Design:9/10
Arrangement:9/10
Mixing:9/10
[BGA]
10/10
The stream-of-consciousness visuals are highly expressive and seamlessly incorporate religious motifs, creating an immersive experience that draws the player deeply into the gameplay.
[Chart]
9.5/10
The note patterns are smooth and intuitive to play, offering a strong sense of musical performance.I appreciate the use of scratches in [法雲地] difficulty.

[SPB][SPN]
basic：900 music：40/50 sequence：25/30 graphic：15/20
整体音乐不错，人声在我写下这条评论时还在回响。
谱面手感还行，有些地方采音一下子很难反应过来。
BGA前面有点晃眼睛，想表达一种错乱但是游玩的时候眼睛确实晃了一下

楽曲をおほめ頂きありがとうございます！
BMS制作の音切りや音選びについてはまだ研究中の身でもあり、よりよいプレイ体験をして頂けるよう精進していきます。
インプレありがとうございました！

M：中间佛经吟诵那段让我想到了两年前大前司和Reku的LIFE，但这边的吟诵给我的感受会更接近尘世一点（感觉混音有点不太清）
相对有想法，但感觉还是和前两年虹色鸦所呈现的色彩差不多
MUSIC：530/600；SEQUENCE：270/300；GRAPHIC：80/100；OTHER：0
Q：听了前面两首确实眼前一亮，但感觉还只是在ume的舒适区稍微突破了一点。当然不可否认的是这是一首佳作
BGA总的来说很有意境，确实感觉把在现代社会的迷茫抽离，想通过宗教信仰破除迷局的感觉描绘出来了，体现技术力之余和歌曲配合到位了
期待后续的作品
MUSIC：45/55；SEQUENCE：1.3/1.5；GRAPHIC：12/15；OTHER：2

お経についてはどうしても本職ではないので、クオリティは担保できていなかったかもしれません。
しかし作品のテーマ的にも自分での読経をやりたかったので、やってみました。
自分なりに挑戦的な制作をしましたが、音楽的にはなかなか殻を破れない面もあったかもしれず、
もっと音楽的な技術も身に着けられればと思っております。
インプレありがとうございました！

実を書くと、最初はどこか違和感を覚えた作品でした。仏教をモチーフにするのであれば、作品全体として、もうすこし抑制のきいたアプローチのほうが宗教的なモチーフに対する説得力が増すのではないかといった類の違和感で、当初はその点で齟齬を感じたのです。

ところが、何度か聴き返すうちに、「摩天楼」や「掌の板」といった現代的な象徴がたびたび顔をだしていることに気づき、この作品が主題としているのは、むしろ現代社会そのものなのではないかと感じるようになりました。その観点をふまえた途端、当初の違和感は次第にほぐれ、最終的には、この作品が描こうとしているのは仏教そのものではなく、現代社会の混沌のなかで喪われつつある「信心」なのではないか、と考えるにいたりました。

その点を念頭においてあらためて聴き直すと、なぜか力強さをともなった、どうしようもない哀しさを強く感じました。「解脱は如何にか 菩提は何処か」という印象的な一節が繰り返される箇所が、特にそれを象徴しているように思われます。そのあたりから、煩悩からの解放や悟り、しまいには涅槃寂静にいたるためには、何度も何度も、自分自身にどこにあるのかと問いかけながら進んでいかなければならないのだということをこの作品は説いているのではないかと受けとりました。俯瞰してとらえてみれば、この作品そのものが、ある種、現代社会で生きていくことを象徴しているようなもので、そのような作品を破綻なく組み上げられるのはまさしく才能がないとできないことだと感じます。

残念ながらわたしは仏教徒ではないので、仏法が通じるかどうかは言明できません。信心というものは色々な場所に見出だせるものだとわたしは思っているので、もうすこしそのありかを宗教的なところにとどまらない場所にまで明確に開いておいたほうが、入りこめる余地はさらに広がったのかもしれない、とも感じました。しかし、この作品のなかには作者の切実な声がたしかにある。現代を真摯に描き、宗教のモチーフをまじえながら批評しようとしたこの作品に対して抱いたのは好感にとどまらないもっと大きなものであり、それをBOFという個性あふれる場で堂々と示しえたことには、感銘を覚えるほかありません。

力の入ったインプレありがとうございます！
自分自身この作品はまとめ切れているのかわからないのですが、自分がどのような考えで作ったかを少し書かせていただきます。
基本的なストーリーは、令和の日本で病める少女が、仏の教えに出会い、そこに救いを見出すという流れになっておりますが、
このストーリーの下敷きには、混迷深まるこの現代日本で、あえて嘗ての仏教の教えにもう一度目を向け、そこに何か救いや道標を見出すことはできないか。或いは救いがあってほしいという祈り。そういった思いを込めました（自ら読経したのも、祈りを自身で曲に込めたかったから...というのがあります。）
現実的には、仏の教えが本当にすべてを救う、というのはなかなか難しかろうと思いますが、様々な場所にある「救い」を選び取りながら生きていく、というのが現代日本で生きる一つのヒントにはなりうると感じています。
仏教徒以外の方からどのように作品を受け止められるか、というところまで自身の中で推敲しきれていないのですが、「教え」を仏教の外にも視野を広げるなら、仰る「信心」につながってくるかとも感じ、AVENUEDさんはより普遍的な形で作品をとらえて頂けたのかなと思います。

もう一点この作品で表現したいことは、シンプルに「仏教的装飾のカッコよさ」で、
作品にお経というと、ともすれば笑われることかもしれないですが、自分は仏教的装飾というのはうまく調理すればカッコよさ、お洒落さというものがしっかりあると真面目に思っているので、そういった表現に挑戦したかったという面があります。
ただそれを伝えるためには、ポップスとしても音ゲー楽曲としても、まずはわかりやすい土台に乗せなければ手に取ってもらえないだろう、という考えで今回の様な作品になりました。
ただ結果的に、音楽的に平易になりすぎたかもしれないという反省があり、AVENUEDさんが感じた齟齬というのはそこから来たのかなと思いました。もう少し自分の引き出しが多ければ、という思いもあります。

自分としてもかなり挑戦的な作品になったと思っていて、その分自分自身でも咀嚼が追いついておらず、AVENUEDさんのインプレで気づかされることもありました。
自分の作品を真剣に読み解いていただけるということは、創作者として至上の喜びで、本当にうれしく思います！ありがとうございました！