(2012年09月24日 00:24 更新)

連作編『天の庭 'バビロン'』よりscene2:『バビロンにて』

"文字通り空中庭園となったバビロンの中は、
鳥の鳴き声と、たまに吹く風以外に聞こえる音はない。
雲を遥か下に眺める庭園には、陽光をたっぷりと吸った木々が並び、
柔らかな葉を風に揺らしていた。バビロンのちょうど中央に位置する泉は、
太陽の光を受けて光り、たまに訪れる鳥たちの憩いの場になっている。
王が住むべき小宮殿には気づけばいつからか人影がない。
バベルの塔から行き来出来た橋が壊される、という時に、
誰もが天の庭から逃げ出してしまっていた。
主のいない天の庭は、今でも静かに空に浮いている。"

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どうも初めまして。babylonian02です。
今回は共通の音型を使いつつ、一連のストーリーを三作で表現してみようという試みでやっております。
2つ目の場面となる本作はゆるりとしたものではありますが、
激しい曲の合間にでもプレイしていただければ幸いです。