今回ホント良いハウス多いなぁと思います。この曲もそのうちの一つです。良い意味で日本らしくないというか。とにかく雰囲気作りが上手すぎて脱帽です。

唯一残念だったのがホーンセクションですね。ちょっとアタック弱すぎて違和感でした。この手の音楽のラッパってどちらかというと前に持って行くものだと思うので…生演奏することを考えるとこの奏法だとちょっと周りをもたつかせてしまう気がします。前半と一番最後に出てくるホーンがスケールで上がってくる場所はあえて正しいスケールから外しているようにも聴こえますが、ここは正攻法で良かったんじゃないかなーと思います。

あとは欲を言えばエレピのぶつ切り具合がちょい浸れなくて残念ではありました。これは一音一音録った方が魅力が増しそうです。

ゴケンマニアの3曲ももちろんしっかり5鍵らしかったんですが、
この曲の5鍵らしさはそれらをさらに凌駕してると思います。
思い切りすぎてこの譜面しか作れない譜割りも最高！
いわばモンドーハウスを一番いい形で7鍵移植した感じでしょうか。

5鍵と7鍵が共存してて、あの筐体に200円とか300円とか入れるのが
当たり前だった時代のことを思い出しました。
この曲が初期7鍵ブームの端緒を開いてくれればと思います。