ブレイク直後のピアノソロが唐突すぎて安っぽい印象でしたが、後半はよかったです。cross galaxyのような星々が輝く煌びやかな宇宙ではなく、計り知れないほど広く冷たい宇宙が思い浮かびました。ポイントは迷いましたがこっちの方で!
製作お疲れ様でした。

ピアノソロの部分とトランスの部分があまりしっかりと融合していない感じを受けました。特に序盤のピアノソロになる所が唐突すぎる感じで、もう少し導入的な部分を作る事が出来たのではないかと。あえてそうしなかった事がこの作品においての特色なのかもしれませんが・・・。
後半一緒に鳴っている部分のピアノは少し音が太すぎるというか、目立ちすぎるので後ろと食い合いをしているように感じました。もう少しEQ等で音を細くしたピアノ（よくあるトランスで鳴ってるピアノ風）でも良かったかも。
しかしながらトランスとしての完成度は非常に高いと思いました。

正直電子音楽にはあまり詳しくないのですが、かなり直球というか王道な印象を受けました。というか、ぽりたろ〜☆さんの曲は毎回とても安定感のあるイメージがありますね。
中盤のピアノにリバーブをかけるなりもう少し工夫出来ているとさらに良かったかなと思います。一本！

曲もBGAもクオリティが高くて合わさって雰囲気が出ていて良いですね！
それに加え譜面も調度よく叩ける感じで楽しかったです！

全体的にしっかりまとまっていてとても良いと思います。ピアノだけ少々気になったので言及を。

フレーズ自体は大変素晴らしいと思います。伴奏のベロシティにあまり変化がないことで損をしてしまっているように思いました。フレーズをどういう風な持って行き方をしたいかを考えて強弱をつけるだけで表情がぐっと締まると思います。それと音色がちょっと薄いような感じがしました。アルテマウエポンなんかはこの音色で合っているのですがここで使うのであれば低域のもっと出ている高級感ある音色の方が合うんじゃないかと思います。

それぞれの音のリリースが長すぎるのか、
音がステレオ感出しすぎて広がりすぎてるのか、
ちょっともやっとした音になってるのが少し勿体無いと思いました。

それぞれのシンセの音自体は綺麗で好きですので、
広がりのあるシンセの音をもう少しだけ音量下げて、
スカッと抜けの良い一本あると凄く締まった気がします。

あと、ブレイク部分のピアノが割れて濁って聞こえたのが勿体無いと思いました。

まさに王道の中の王道！ いいですねー！

polyshaさんのHardcore曲を多く聴いてきているので、今回のこのTrance曲を聴くのは割と新鮮だったりしますｗ で、この曲はアルバム曲からのセルフリミというのもありかなり期待していました！
まず、メロディですが非常に綺麗ですねー。宇宙という空間を表現するのは結構難しいと思うんですが、展開とこのメロディラインで上手く表現できていると思います！ ただ、少し気になった点は、他の方の感想にもあるんですが、音割れが少しあるかなという所でしょうか。迫力が全体的にあるのはもちろんいいんですが、もうちょっとバランスを整えてあげると更に良くなるかと！

次に譜面とBGAについてですが、こちらはほぼ満点近いですｗ
曲の都合上、繰り返しに近い配置が多くなりがちなのは仕方ないとして、打ち応えは抜群でしたｗ BGAはもちろん素晴らしかったです！ 場面の切り替えと光の使い方、そして宇宙を表現するかのごとく出てくる星の場面。全てが上手く融合して素晴らしい作品に仕上がっていました！

今後の作品も期待してます！ というわけで今回はこの評価で。
制作お疲れ様でした！