> 本質的にミニマルなものである(ミニマル)テクノというジャンルに対する悪口で「展開に欠ける」みたいな物言いをするボケナス(悪口)がたまにいますが、
> そういった輩にはこの楽曲のような工夫を凝らした展開でも良さは染みないのだろうかと思いつつ、ここに私の愛を置いておきます。
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> 派手でみずみずしい音作りの「音ゲーコア」「音ゲートランス」とは違う方向を向いて作られているこの楽曲。
> 音作りは聴いたときに気持ちのいい明瞭感がありつつもシブく仕上げ、展開も工夫はありつつ軸のブレがないところに好感が持てます。
> そしてその曲にふさわしく硬派でまっすぐな譜面、さらにそれを完全にくみ取って無機質な仕上がりの映像が、非常によく融和しています。
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> このようなBMSが、ジャンルの性質だけを注視され評価を落とされるような感性が減ることを、傲慢とは思いつつも少し願います。